
集計結果については、上のグラフを見れば一目瞭然ですね。以上。
(x_x) ☆\( ̄ ̄*)オイ
真面目に分析していきましょう。
総サンプル数は、421件。目標であった500件には至りませんでしたが、統計的には十分意味のある数が集まったかと思います。ご協力いただいた皆様方、本当にありがとうございました m(__)m。
さて、得票のピークは、「1,200円以下」(137件、32.5%)となっています。これはある意味、予想通りだったのですが、正直、「1,200円以下」がここまでダントツで票を集めるとは思っていませんでした。
Magicaの当初の予想としては、“「600円以下」と「1,200円以下」に票が集まるだろう。「600円以下」の方が多いだろうけど、差はあまりつかないだろう”だったんですが、ある意味、見事に外れました(^^;)。
全体で見ても、無料から1,200円の間に約8割(76.2%)の票が集まっていることから考えると、大多数の人が(辞書のような例外を除いて)、iPhoneアプリに出せるお金は1,200円まで、と見てよさそうです。
ただ、全体の3分の1が「(600円超)1,200円以下」に集中していること、1,200円超の価格帯にも2割以上(23.8%)の票が集まっていることから見ると、結構皆さん、欲しいと思ったアプリにはお金をかけていらっしゃるようです。開発者としては喜ばしい限りですね(^^)。
ちなみに、「無料アプリのみ」が全体の10%未満だったのは、Magica的には意外でもあり、嬉しくもある結果でした。
というのは、去年の9月・10月に、iPhone・iPod touch ラボがという2つのアンケートを実施しているんですが、その時は全体の3分の1(32%)が「0円(有料アプリは購入していない)」と回答しているんですよね。
有料アプリを購入しない理由は「アプリは無料であるべきだと思う」(38%)と「購入したいと思うアプリが無い」(32%)がほぼ3分の1ずつで拮抗していました。
で、これに関して、Magicaは「有料アプリを購入しない理由」という記事で、
つまり、iPhone・iPod touchユーザーの約9割は、有料アプリの顧客もしくは潜在顧客であり、今後とも有料アプリを購入しない層は全体の1割程度にすぎない、という見方もできます。という分析をしたんですが、今回の投票結果はそれを裏付ける結果となったわけでして。うん、Magicaて、結構鋭いのかも(^^;)。
それはさておき、投票のコメントで頂いた内容を見ると、1,200円超のアプリは、ほとんど辞書系のようですね。
また、気に入ったものならいくらでも、という意見も少なくはありませんでしたが、高額アプリ(1,200円クラス以上)の場合、ライト版のようなお試し版(フリー版)がないと辛い、という意見も目立ちました。
では、最後に今までの結果を、開発者の観点(価格付けの観点)から総括してみましょう。
- 辞書系以外のアプリでお試し版(フリー版)を用意しない場合、600円以下
- 辞書系以外のアプリでお試し版(フリー版)を用意する場合、1,200円クラス
- 辞書系のアプリの場合、2,300円~4,600円クラス
詳細な投票データについては、下記リンクからご覧ください。
投票結果「iPhoneアプリ、いくらまでなら出す?」
関連する記事
0 コメント:
コメントを投稿