2008年12月12日金曜日

EPWING辞書ビューアー iDic

iPhone用の辞書ソフトも色々と充実してきましたが、Magicaは、EPWING形式の辞書(ビューアーはEBPocket)を愛用していまして、今までは、辞書引きの時には、EM-ONEαを引っ張り出していました。

先月の中頃に、iPhone用EPWING辞書ビューアー iDiciconがリリースされましたので試してみました。


使用感を簡単にまとめると「機能は少ないが、実用には十分。ただしインストール方法に若干難有り。」というところでしょうか。

検索機能では、前方一致、完全一致、後方一致の基本的な検索方法には対応していますが、条件検索、クロス検索、複合検索、メニュー検索には対応していません。

複合検索とメニュー検索に対応していないため、漢和辞典や百科事典は少々使い難いかもしれません。


また、一つのキーワードで複数の辞書をまとめて検索する、串刺し検索に対応しています。というか、串刺し検索しかできません。

検索対象辞書を指定できないため、常に全ての辞書の串刺し検索になってしまいます。キーワードによっては、検索結果から目的の単語を探すのが結構面倒だったりします(^^;)。


マルチメディア機能としては、動画の再生には対応していませんが、図版・写真の表示、音声の再生には対応しています。豊富な図版・音声データを含む、広辞苑やジーニアス英和のような辞書も有効に活用できます。

 


ただ、このアプリの最大の欠点は、辞書データのインストール方法が特殊、という点でしょう。アプリ自体には辞書データをインストールする機能が用意されておらず、また、iTunesを使って辞書データをインストールすることもできません。

辞書データをインストールするには、DiskAid(Mac/Windows)又はiFunBox(Windows)という、iPhoneのフラッシュメモリー内を直接操作する、特殊なソフト(フリーソフトです)を使用する必要があります。

Macで言えばFinder、Windowsで言えばExplorerに相当するソフトですが、iPhone上のファイルやフォルダーを直接操作するため、初心者にとっては少々敷居が高いかもしれません。

DiskAidを使用して、辞書データをiPhoneにインストールする手順を簡単に説明しておきます。以下の説明は、Windowsの場合ですが、Macの場合も同様の手順になるかと思います。
# 操作をミスると、iPhoneのデータ(音楽・動画・写真等)を破損する恐れがあります。念のため、iTunesで最新の状態をバックアップしてから操作した方がいいでしょう。

  1. iPhoneをPCに接続し、DiskAidを起動します。
  2. DiskAidウィンドウ左下のコンボボックスで「Media Folder」を選択します。


  3. フォルダーツリーで「Photos」フォルダーを選択します。


  4. [Create Folder]ボタンをクリックし「iDic」フォルダーを作成します。


  5. 先ほど作成した「iDic」フォルダーを開きます。


  6. [Copy Folder to Device]ボタンをクリックします。


  7. [フォルダの参照]ダイアログでコピーするEPWING辞書の入ったフォルダーを指定します。


  8. 辞書データのコピーが完了するまで待ちます(辞書の容量によりますが、かなり長いです)。


  9. コピーが完了すれば、DiskAidを終了して、iPhoneをPCから切断します。
これで、iPhoneでiDicを起動すれば、コピーした辞書を使用できるようになります。

なお、iDicはEPWING辞書を検索・閲覧するアプリであり、辞書データそのものは含まれていません。
# 一応、パブリックドメインのWebster's 1913(英英辞典)がサンプル的に付属してはいますが。

EPWING辞書データは別途入手(購入するなり他の形式の辞書から変換するなり)する必要があります。EPWING辞書データの入手方法・変換方法については、「EB series support page」が参考になります。

関連する記事

0 コメント:

BlogPeople People